高収入男の落とし穴

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婚活・結婚

高年収男はいつだって人気だ。

そりゃ、お金がないよりあった方がいいに決まってる……かんじがする。

でも。

実際に高収入の人と出会ってみると、「共同生活を送るには、どうなんだろう…」と思ってしまう共通の点がある。

今回は、高収入男性と関係を築くにあたっての覚悟を考えてみたいと思う。

仕事がいつも最優先

言うまでもないかもしれないが、高収入の男性は今まで仕事を骨身を惜しまずやってきたからこそ、高収入なのである。

私の父はいわゆる”高収入”の男性だった。

家族旅行には行ったし、大事なときには頼れる父親だったと思う。しかし、日常的に父が家にいた記憶がない。おやすみを言う前に帰ってきたことがないかもしれない。

母が

「○○業界の人と結婚することは、母子家庭と一緒だよ。」

と言っていたことがある。

私が産まれるとき、父が産婦人科にパソコンを持ち込んでいたことを母は未だに根に持っている。女ってこわい。

病めるときに、たとえ何ができなくてもいいから手を握っていて欲しい派の人は、高年収男を狙うべきではないのかもしれない。

全国転勤・海外転勤

時代は変わってきているといえども、大きな企業で働いている人が高年収である傾向は未だ顕在である。

大きな企業というのは、すなわち全国展開の会社であり、下手すると海外勤務もあり得る。

田舎で婚活をしていると、最近この土地に引っ越してきたばかりの、地方出向中の人をよく見る。

同じ質問を何人かにしたが、みんな揃ってこう答えた。

まお
まお

転勤が多いの大変ですね~その都度引っ越すんですよね。

家とかってどうするんですか?

転勤族さん
転勤族さん

だいたい子どもが小学校に上がるまでは、家族が帯同するけど、それ以降は単身赴任する人が多いよ。

転勤族を甘く見ない方がいい。ついていってもいいが、その土地その土地で新しい人間関係を作るのは、よっぽど楽しめる人じゃないと辛いと思う。自分が選んだ人・コミュニティってわけじゃないからね。あなたが良くても、子どもも相当のストレスを抱える可能性がある。

また、単身赴任は事実上のシングルマザーだ。経済的には事情が違うだろうが、子どもの習い事の送り迎え、緊急時の幼稚園・学校へのお迎え、子どものご飯やお風呂から兄弟げんかの仲裁、それらを一人でやるなんて重労働にも程がある。

海外への単身赴任なんて短期的な離婚だと思った方がいい。私が東南アジアに住んでいた頃、現地妻を作る日本からの単身赴任者を星の数ほど見てきた。もはや入籍しちゃう人とかいた。日本とその国は法律がつながってないからオッケーとか言って。まじかよ。

専業主婦になってほしい願望

高収入の男性は嫁に求める家事能力の高さが半端ない。まあ、稼いでるんだし、そりゃそうだよね。

しかし、それだけならまだしも。

昔、年収1000万超えの彼氏に、こんなことを言われたことがある。

元カレ・銀行員(34)
元カレ・銀行員(34)

俺がこんなに稼いでいるのに、なんで嫁が仕事をする必要があるの?

彼からしたら純粋無垢な質問だったと思う。

でも、女性にとっての仕事の価値ナンバーワンに、”お金”がきている人は少ないんじゃないか。女性が働きたい理由は、人の役に立てる喜びとか、自己承認を得る場とか、そんなものがメインだ。NPOの代表に女性が多いのも納得である。

彼は「仕事を一生懸命頑張る」って感覚がまるでわからないと続けた。

高年収の男性と、働きたい女性の相性はすこぶる悪いと思う。

もしあなたがキャリアも大切にしているのなら、年収が中くらいの人を狙うのがいい。

「なんで働いてるの?」よりも「働いてくれてありがとう!」って言われたいよね。


お金を稼ぐ力があるのは、もちろん、魅力的なことだと思う。

ただ、それが共同生活の心地よさに直結しないことがあるのも事実だ。

あなたは”金持ちの嫁”になる覚悟はあるだろうか。

私は旦那の金持ちコミュニティに入って、好きでもない高級ブランドの服を着たり、気後れするくらい高いレストランにランチに行く日常が想像できない。

結婚は日常生活の連続。今まであなたが平凡だったんなら、これからも平凡に生きようよ。

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