専業主婦になることのリスク

スポンサーリンク
婚活・結婚

年収の高い男性と結婚して、悠々自適に暮らしたい。できれば専業主婦になりたい。そう思う女性は多いと思う。

もちろん、家事労働も立派な労働だ。特に子どもが産まれてからの主婦業の24時間労働には、脱帽せざるを得ない。

でも、「専業主婦になりたい」と思って婚活するのは危険だと思う。

今回は、専業主婦のリスクについて考えていきたい。

旦那の身に何が起こるかわからない。

大企業なら安定、公務員なら安泰、の時代はそろそろ終焉を迎えている。

昔は新聞がメディアの中心の時代で、新聞社への就職は花形だった。ところがそれがテレビ局に取って代わられ、それも今はインターネットメディアに抜かれようとしている。

10年前の人気企業はもはや人気企業じゃないし、多くの女性が憧れる旅行業界をあのとき選ばなくて良かったと、このコロナ禍を見て心底思う。

旦那を職業で選ぶなら、これから伸びそうな業界を予想しろ、とお父さんに言われた。旦那は株か?

めまぐるしく変わる社会情勢の中、一生安泰が約束された企業なんてない。

公務員でさえ、給料は下がり続けている。

リストラだけじゃなく、事故や災害、病気で働けなくなってしまうことだってある。 友達の姉は、34歳で夫に先立たれた。

こうなると、一馬力のリスクは恐ろしい。

また、「俺が稼がなきゃ、家族が路頭に迷う」というプレッシャーの中で働いてもらうのと、「俺がダメでも嫁がいるからなんとかなるか☆」くらいの気持ちで働いてもらうのとでは、精神的な余裕が違いそうなものである。

そして、旦那が転職したいと言ったら「最悪私の稼ぎがあるから大丈夫だよ♪」と言える、器の大きな女でありたいと思う。

結婚だって100%安心じゃない。

結婚するからには、離婚したくない。誰もが最初に思うだろう。

しかし、日本の離婚率は35%、実に3分の1の夫婦は離婚する事実がある。

離婚の理由は様々だ。浮気・DV・価値観の違い・金銭感覚の違いなどはよく挙げられるが、死別・嫁姑問題・事業の失敗による借金、など、2人の関係性云々の話だけではどうにもならない要因もある。

私が海外に住んでたときには、東南アジアでやりたいことを見つけたとかで旦那と離婚した女性がいた。嫌いになったわけじゃないので、旦那とは円満離婚らしい。リクルートの卒業制度かよ。

旦那に離婚を切り出されたとき、今まで専業主婦を続けてきた女性はどうなる。市場に売れる価値は磨かれているだろうか。スーパーのパートでは女手一つで子ども2人支えられる経済力を担保できない。

またそれらがないとすれば、いくら旦那に暴力を振るわれていたとしても、経済的な理由から別れられない。それをきっと旦那もわかっているから、さらに横柄になるんだろう。

結婚したって努力や思いやりがなければ続かない。「あなたと別れてもやっていけるわよ」くらいの余裕が、結婚後も相手に適度な緊張感を持たせ続ける秘訣かもしれない。

幸せが家庭生活に依存する。

妹は専業主婦だ。そして旦那LOVE過ぎて不安になることがある。

自分の幸せを一つのものに依存することの恐ろしさよ。この子、旦那を失っちゃったらどうなっちゃうの?

一つのものに依存すると、人生の全てがそれに左右されてしまう。

「仕事で失敗しちゃったけど、お家に帰れば大好きな旦那がいるからオールオッケー♡(謎理論)」

「なんか子ども反抗期で大変だけど、仕事中は忘れられる!」

人生には逃げ場が必要だ。

自分が幸せを感じるものは、複数持って、分散させよう。こっちがだめでもあっちがある、と思えると、失うことの恐怖が軽減されるよ。


婚活初期は、高年収の人ばっかりと出会っていた。自分の年収が低かったからだ。

でも、自分自身で年収を上げる方法なんていくらでもある、と気付いてからは、出会う人の年収をそれほど気にしなくなった。そしてそれにこだわらず探していたら、「年収は低いけど、超性格のいい人達」が、山ほどいる事実を発見した。そして彼らは年収が低いがゆえに婚活市場で全くモテていないので、出会えば超大切にしてくれる。

年収で、男性をふるいにかけない。自分の力で稼ぐことのメリットは山ほどあるよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました