東ティモール旅行記:世界一楽しい飛行機便

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海外・英語

みなさんは東ティモールという国がどこにあるかご存知だろうか?

ヒントは日本と時差がないこと!(この事実に現地で地味に感動!!)

確かに、兵庫県明石市と同じような経度にあるような…!?

日本・フィリピンの下。インドネシアの右。オーストラリアの上。ティモール島の東半分を東ティモールと呼ぶ。

バリ島に旅行したとき、東ティモールが近いな~と思ったので、行ってみた。若いノリっていいね。

しかし、これが意外とおもしろかった!ので、今回は東ティモール旅行のハイライトを述べたいと思う。

東ティモールの基礎知識

最近独立した新しい国で、まだまだ未開の地である。国土も人口も日本の岩手県ほどである。

1974年までポルトガルの支配下にあり、その後、インドネシアが東ティモールを併合していた。

1999年、住民投票によりインドネシアからの独立が選択されるも、反対勢力による暴力行為が続き、多くの施設や家屋が破壊された。その後、国連の機関によって再び独立に向けた国づくりがすすめられ、2002年に独立した。

東ティモールへの行き方

残念ながら日本からの直行便はない。あんまりみんな行きたいと思ってないからね。

シンガポールやインドネシアを経由することになる。

ちなみに私は当時バンコクに住んでおり、インドネシアを旅行していたので、バンコク→ジャカルタ→バリ→東ティモールの順で行った。

バリからは1日1往復しか出てないので、乗り遅れたら次の日を待つしかない。

世界一楽しい飛行機便

声を大にして言いたい。

バリから東ティモールに飛ぶ際には、必ず窓側の席を予約すべし!!!!

今までの飛行機の旅で一番気分が高揚したと言っても過言ではない。

まず、インドネシアの島々を上から眺めるのが楽しい。

昔、社会の先生が「ネシア」っていうのは、「諸島」という意味を表す言葉なんだよって言ってた。

ははあ…なるほど、これが、インド”ネシア”かあ…

飛行機は比較的低空飛行で、次々に島が目下に現れる。

中には火山のような島もあった。上から火口を見たのは初めてだった。

グーグルマップで今見ているのが何ていう島か確認してたら、あっという間に2時間が過ぎた。

スリリングな着陸

そして、さらに楽しいのは、東ティモールのプレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港への着陸である。

先述の通り、東ティモールは島(の半分)で、大きさは岩手県ほど。もちろん空港は海沿いにある。

だんだん高度が下がっていき、着陸が間近になっても窓から海しか見えなかったとき、

海に着陸(っていうか着水)しちゃうんじゃないかと思った!!!!

着陸間際は携帯の電源を切っていたので撮れなかったが、実際は本当に海に着水しそうな景色を味わえる。

死ぬかと思ったが、無事に着陸!なんともスリリングな体験のできる空港である。

空港・現地での交通手段

空港についたら、もちろん、飛行機から鉄の階段で地上に降ります。(成田空港みたいなゲートを想像しないように!)

イミグレこれかよ!東南アジアのバスチケット売り場のような入国審査でした。

ここでビザをとります。30USドル。高い!

でもビザのシールかっこいー!


空港を出たら、交通手段は2つ

①「ミクレット」と呼ばれるミニバス

めちゃ安い。市内均一20セント(20円くらい)。でも暑いし臭い。どこに行くのかわからない。行き先とか書いてない。ギャンブル。でもなんとなくまわりの人に聞いて乗った。

②タクシー

フロントガラス割れてるし!でも未開の地なんで気にしません。

世界で3番目に大きいイエス・キリスト像

東ティモールの観光地といえば、ここ!っていうか、ここしかない。

600段くらい階段を上っていくと、たどり着ける。

そして左右に見渡せる絶景!

正直キリスト像より海の方に感動した。なんか、ハワイみたいにワイワイしてないところがいいよねー。

海岸に沈む夕日

これはキリスト像のふもとのビーチから。遮るものが何もない。


東ティモールは少し前まで紛争が起こっていただけあって、まだまだ手つかずの土地がたくさんあり、田舎の地元をも彷彿させた。

プレハブの観光案内所みたいな施設に「police」と書かれていたのを見たとき、まだまだこれから国が作られていくのを感じた。

しかし、そういう国こそ、再び訪れたときの感動を期待できる。これからどんなふうに開発されていくのか楽しみである。そのときにはまた、あの飛行機の旅を目一杯楽しもうと思う。

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