ネパール旅行記①首都カトマンズの雑多さ

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海外・英語

世界最高峰の山をこの目見たい。

その思い一心でヒマラヤ山脈のトレッキングに挑戦することにした。若いっていいね。

まずはネパールの首都カトマンズに飛び、前泊に入る。

主目的は山登りだったが、意外とこのカトマンズの街も見物だった。

今回はその様子をレポートしていこうと思う。

ネパール・カトマンズ基礎知識

ヒマラヤ山脈がイメージできても、意外とネパールの位置が正確にわかる人は多くないのではないかと思う。

ヒマラヤ山脈の中央に位置する。首都はカトマンズ。人口は2800万人ほどだ。

世界最高峰のエベレストの山頂はネパールと中国の国境上にある。

(富士山は静岡県のものか山梨県のものか論争のようなものがここにも存在しそう。)

ちなみに、あなたはネパールの国旗を見たことはあるだろうか。これだ。

国旗って四角くなくてもいいんだ!?

国旗の影絵クイズにも対応できる、この特異な形!

2つの三角形の旗(王家と宰相家の旗)をくっつけたものらしい。今ではヒマラヤ(エベレスト)の形と、ネパール二大宗教であるヒンズー教と仏教を意味しているとのこと。

整備されていないカトマンズの道路

ネパールのトリブバン国際空港に到着し、小さなカウンターのようなところで入国審査を済ませて、ホテルに向かう。

道路がガタガタで、車が走れば土埃が舞うその様子に、発展途上を感じた。

ちなみに走っているのは主にスズキの車だった。タイはトヨタ王国だが、西の国にいくにつれて日産やスズキの比率が上がっていく気がする。

カトマンズの商店街でパスポートを狙われた?!

ホテルに荷物を置き、身軽になったところで、カトマンズの街散策に出かけることに。

もうごちゃごちゃしてて、なにがなんだかわかんない。

なんか馬歩いてるし!

いまにも発火しそうな電線。

まだまだ街が全然整備されていないことを感じる。

ちなみに、治安がすごぶる悪い。日本人観光客はいつも狙われていると思った方がいい。

なんでも、日本のパスポート1冊がネパールでは70~100万円くらいで売れるらしい。

意外と知らない人もいると思うが、日本のパスポートは世界一の信用を誇る。

具体的には、日本人はビザなしで渡航可能できる国数が、世界一多いのだ。もう一度言うが、世界一だぞ。日本のパスポートすごすぎる。なんでこれにも関わらず海外旅行をしない日本人がいるっていうのだろう。

ネパール人はその貧しさから国外に出たいが、ネパールのパスポートが弱すぎて(世界ワースト7位)、行ける国が限られてきてしまう。

そこで、日本のパスポートを少しいじって自分のものにすれば、自由に国外に出られるということだ。

この商店街のような通りを歩いていたとき、私の背負っていたリュックのポケットのチャック部分が知らぬ間にカッターで切られてしまった。恐ろしい!幸い取られて困るようなものは入れていなかったが、一緒にいた友達にひどく怒られたのを覚えている。しゅん。

トレッキングに必要なものが売っているお店もここにたくさんあるので、もし準備に不足があればここで買い足すことをおすすめする。スリにはくれぐれも気をつけて。

カトマンズの5つ星ホテルがしょぼい

独身貴族だった私たちは、なぜかここにきて「シャングリラ・ホテル・カトマンズ」に前泊することに。

きっといい部屋をとれば豪華だったのかもしれないが、私たちの泊まった部屋、これが、すっごくしょぼかった。世界のシャングリラも、発展途上に合わせてるのね…?


ブータンもしかり、内陸国が発展するというのはこんなにも難しいものか。まあ日本国内も、過疎化が進んでいるのってもちろん山間部で、発展してるのは海に近い地域だもんね…。

ネパールは後発開発途上国(発展途上国の中でも特に開発が遅れている国)として分類されているらしい。物乞いをする子どもたちが広場にあふれかえっているのを横目に、私たちはヒマラヤトレッキングの地に向かった。

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